オチを言うとかじゃないですが、ネタバレになっちゃうと思います
オッペンハイマーは映画の破壊だった
映画の破壊という試みは今までいっぱいあった
とおもう
これは特にそういう試みをしてる映画というわけではない
けど、そもそも監督の今までと違って映画的な映画を作るということから足を引いてる感じがあった
映画として特には面白くなかったと思う90%の時間
それに何をやろうとしてたのか、は正直よくわからない
わかりたいっていう欲望もあまりないけど
今までの映画ではわかってた
なぜこれが映画の破壊と感じたかというと
最後の台詞が全てだったから
その一言が全て
視覚芸術の中で言葉が全てだったんですよ
それって映画じゃなくていいやんってなりません?
でも映画じゃないとダメなんですよ。じゃないと言葉の力が分からないですからね。
それの強さはそれが殺したもので見よ
(嘘です。ショーペンハウアーそんなこと言ってません)
映画でそこまで馬鹿力で描いてきて
それを最後に一言で殺す
これほどに原子力感じることありますか?